活動の内容
当区は、日向市で一番大きい区であり、小学生も約340人の子どもが近くの小学校に通学しています。
2005年頃まで区内での「声かけ事案」や「窃盗事件」が多発し不安な日々を送っていました。
従って、当時の校長先生が校区内の区に「子ども安全監視員」の設立を呼びかけ当区も早速監視員としての協力者を募りましたところ当初は100名近くの人たちが賛同していただきました。
現在も育成会や高齢者・その他の民主団体の方が朝夕の子どもの登下校時に通学路に立ち安全指導を行っています。
近年「声かけ事案」の話を聞かなくなりました。又、この監視員の任務は、「あいさつの励行」にも取り組んでいますので、朝夕のあいさつができるようになったことは大きな実績であろうと思います。
又、防犯パトロールは、2005年結成時から今日まで毎週水曜日に19時から20時までの1時間区内のパトロールを実施しています。
1回の隊員の人数は10名前後で2班に分かれてパトロールをしていますが隊員は月1回のパトロールとなりますので余り負担にはならないようであります。又、パトロール中はいろいろな話をしながら巡回をしていますので隊員のコミュニティーの場になっています。
- 小学生の登下校時の「子ども安全監視員」による防犯及び通行の安全指導と「あいさつの励行」
- 夜間の自転車2人乗りや無灯火の指導
- 区内を明るくすることで犯罪の抑止力になることから防犯灯の設置や球切れの即取替え
- 防犯及び交通安全等の講習会及び講演会等への積極的な参加
例えば、安全安心なまちづくり講習会や交通安全推進大会等
- 区行事の中で警察署員による講話
例えば、新春マラソン大会や子ども天神神興時等
- パトロール隊と警察署員による懇親会
メッセージ
- 隊員に、この活動の必要性をどのようにして認識させるか、又、協力者の確保が大きな課題であります。
現在は、公民館活動の組織中(総務部・社会環境部・文化部・保体部・育成部・壮年部・実年会等)の中から協力できる人が活動に参加しています。
- 2005年11月に「地域安全安心ステーションモデル事業」の指定を受け必要な物品等は支給されました。隊員の交替交代等がありますので前任者から引き継ぐことになりますが、肌身につけるTシャツの引継ぎは検討すべき問題であります。
- 区民が安全安心な日常生活を送るためには防犯及び防災活動は重要な活動であるので今後充実した活動が展開できるようにしたいと考えています。
- 当区には、全国の水浴場88撰に選ばれたいつもきれいに管理されている「伊勢ケ浜海水浴場」が近くにありシーズンになると県外等からも多くの海水浴客で賑わい、又、サーフィン客も季節を問わず多く訪れます。
当海水浴場では、海水浴客が盗難に遭った話も聞きます。
従って、青パトを所有していれば広範囲な防災防犯活動が出来るのではないかと考えているところであります。例えば、パトロール隊員による区内は勿論のこと校区内の朝夕のパトロールが可能であり、防災訓練は勿論のこと区内のいろいろな公民館活動(行事)に広報車等として活用することにより防犯或いは防災について意識の高揚は勿論のこと抑止力及び予防にもなるのではないかと思います。