
活動の内容
1 固定配置
- 子どもを守るネットワークを構築
子どもを守るための活動がより効果的に行われ、情報をいち早く伝達できるよう各小学校(6校)毎にネットワークを構築し、パトロール隊に登録願う。
- 朝のあいさつ運動
登校時間帯に通学路に立って児童・生徒に「おはようございます」と声をかけて行う。
- 市内放送
「間もなく岩出市内の小学校が下校します。私たちの安全を守ってください」と児童代表が呼びかける。
- 見守り活動
パトロール隊員が指定された見守りポイントに着き、子どもたちが犯罪や事故に巻き込まれることのないように見守る。
2 流動警戒
- 子ども見守りパトロール
固定配置だけでは警戒が手薄なので、外回りの業務や買い物などに出掛ける際(事前に登録願う)、啓発ボードをつけ下校途中や公園などで遊ぶ子どもを見守る。
- 青パトによるパトロール
青色灯をつけた車両で市内を6グループに分かれて巡回し、子供の安全を見守る。
- 街頭指導・街頭補導
ゲームセンターや大型店・繁華街などへのパトロールを実施し、青少年の非行防止、犯罪被害防止など子どもを守る活動を実施する。
- 岩出駅周辺環境浄化パトロール
駅周辺での清掃、駐輪場の整理、自転車の盗難防止活動、青少年への声掛けなどを行い環境浄化に努める。
3 見守りカメラ
- 子ども見守りカメラシステムの運用管理
通学路等危険箇所に見守りカメラを設置することによって、日頃の防犯パトロール活動の補充として、地域犯罪の抑制と犯罪が起こりにくい環境づくりに取り組む。
メッセージ
近年、子どもの安全・安心が社会的関心を集める中、岩出市子ども安全パトロール隊(岩出市青少年育成市民会議)では、「地域で子どもたちを守り育てよう」という趣旨のもと、さまざまな取り組みを行っております。
- 子どもを育てる地域づくりの活動
- 家庭の教育力を高めるための支援活動
- 意識啓発のための活動
市民大会・講演会・育成だより・啓発活動・校区別懇談会
- こどもを守るための活動(子ども安全パトロール)
等々
次代を担う子ども達は地域の宝です。すくすくと育っていくことが地域住民の願いです。しかし、今子ども達の『育ち』が揺らいでいると心配されています。今こそ、大人が子どもに関心を持ち。他人の子もわが子も区別なく、大人同士の絆を強め、子どもたちを地域ぐるみで育てることが大切だと考えています。
しかし、現実は岩出市に於ける犯罪率は20.21%で県ワースト1、子どもへの声かけ事案も県全体の4分の1を占めています。残念ながら安全、安心なまちとは言えない状況にはあります。このような中、より一層奮起しなければと固く決意しているところです
岩出市青少年育成市民会議
委員長 岡元 清彦