みんなで守ろう!地域の安全
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2024年3月23日付 読売新聞朝刊12S版・静岡2
物流業界の人手不足を受け、玄関先に宅配便を置く「置き配」の普及が進む中、静岡県藤枝市は22日、荷物の盗難防止のため、警察や宅配業者と協定を結んだ。市内の新聞販売店も、地域の見回りなどを行い、活動を支援する。
協定を交わしたのは、市と藤枝署、市内で宅配を行う日本郵便など4社。4社は宅配時に、盗まれにくい受取場所の助言や、宅配ボックス設置への市の補助制度などをPRする。
協定締結式には、市内の新聞販売店5店も出席した。5店は配達用バイクにドライブレコーダーを搭載し、地域防犯に貢献している。今後は、置き配の盗難防止も念頭に入れて地域の見守りを行うという。
北村正平市長は「関係者で協力して実効性のある取り組みにしたい」とあいさつ。YC(読売センター)青島の池谷仁志所長は「住民が安心して荷物を受け取れるように貢献していきたい」と話した。
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