2023年6月5日付　読売新聞大阪朝刊13版・兵丹波

　特殊詐欺や空き巣への有効な対策を知ってもらおうと、兵庫県警などが４日、兵庫県神戸市兵庫区のイオンモール神戸南で、防犯機器の展示会を開いた。読売新聞販売店（ＹＣ）でつくる全国読売防犯協力会も参加し、啓発グッズを配布した。

　会場には、警備会社や機器メーカー、鍵やガラスの商工業団体など１１の企業・団体がブースを設置。スマートフォンで映像を確認できるＡＩ（人工知能）搭載の防犯カメラや、スマホで解錠するドアノブなどが並んだ。振り込め詐欺防止に有効な自動通話録音装置の使い方の実演もあった。

　子ども２人と訪れた同市須磨区の会社員山下康男さん（４０）は「親子で楽しみながら学べ、様々な機器があるのを知って防犯意識が高まった」と話した。