みんなで守ろう!地域の安全
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新聞配達中に独居高齢者宅の異変に気づき、人命救助につなげたとして、川崎市は、市地域見守りネットワーク事業に参加している読売新聞販売店(YC)3店に感謝状を贈った。
表彰されたのは、YC宮崎(千葉義隆店長)、YC新川崎(近藤浩司所長)、YC川崎駅西口(竹中圭二所長)。
3店では2022年4~11月、70~90歳代の高齢者宅で数日分の新聞がたまっているのを配達員が不審に思い、区役所に通報。衰弱したり、倒れたりしていた4人を救った。宮崎店は2件が対象となった。福田紀彦市長は「ちょっとした気づきを通報につなげてもらい、感謝したい」と述べ、近藤所長は「命を守りたいという思いで積極的に取り組んでいる」と語った。
同事業は、地域住民と接する機会が多い事業者が住民の異変を発見した場合、市に通報する仕組み。22年は70件の通報があった。
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