岐阜県大垣市で高齢者らの見守り活動を行っている「あんしん見守りネットワーク事業」の連絡会が８日、同市馬場町の市総合福祉会館で開かれた。

　安心して暮らせる地域づくりを目指すネットワーク事業は2013年度に始まり、市社会福祉協議会のほか、読売新聞販売店（ＹＣ）や弁当宅配業者、金融機関など71事業所が参加。配達や集金の際、高齢者宅に新聞や郵便物がたまっていたり、異変に気づいたりした場合は同協議会に連絡し、協議会が警察や市、自治会などと連携して対応する。

　連絡会には、ＹＣ大垣安八など約２０事業所と市、岐阜県警大垣署などの担当者が出席。今年度の事業所からの連絡や相談が16件だったことなどが報告され、出席者からは「さらに連携を強め、地域の安心・安全に貢献したい」などの意見が出た。