埼玉県入間市内の読売新聞販売店でつくる「読売センター（YC）入間グループ」は、9月に市内で開いたコンサートの売り上げ16万8500円を市に寄付した。同グループと市が結んでいる「地域貢献活動に関する協力協定書」に基づく取り組みで、市は産業及び観光関連の事業で活用する。

同グループは9月19日、読売日本交響楽団のOBらによる演奏会「読売サロン・コンサートin入間」を主催。約300人を集めた。

今月9日に同市役所で行われた寄付金贈呈式で、同グループの中川紀政代表は「コロナ禍で制限しながらも入間でコンサートができたことは喜ばしい。寄付金を有効に活用してください」と述べ、杉島理一郎市長は「地域のつながりを大切にする市民の思いに応えられるよう使いたい」と謝意を示した。