全国の「おやじの会」を支援するNPO法人「おやじ日本」の全国大会（読売新聞社、全国読売防犯協力会などが共催）が26日、渋谷区文化総合センター大和田で開かれた。

今年で20回目となる大会のテーマは「子どもに対する大人の責任を果たすために～自信を持った子どもを育てよう～」。約100人が参加し、インターネットでも中継された。

パネルディスカッションでは、定期テストや宿題を廃止して、硬直的な学校現場を改革した元千代田区立麹町中校長の工藤勇一氏ら4人が登壇。子どもの自己肯定感の低さや教育方法の課題について議論した。

コーディネーターを務めた、おやじ日本の竹花豊理事長（73）は「子どもが『社会の役にたてる』と思えるようにすることが大切だ」と話した。