防犯意識を高め、特殊詐欺被害に遭うのを未然に防いでもらおうと、兵庫県警葺合署が新聞朝刊に折り込まれる防犯チラシを作った。読売新聞販売店を通じて22日、神戸市中央区の一部地域に約1600枚配られる。

チラシでは、「それ詐欺やで」と大きな特殊詐欺への注意を呼びかけ、還付金詐欺などの手口をイラストで紹介。裏面では、不審者の出没情報や事件の発生情報などを電子メールで配信する県警のシステム「ひょうご防犯ネット」への登録を呼びかけている。

葺合署の志波伸悟・生活安全課長は「お金の話を電話で持ちかけられれば詐欺を疑ってほしい。チラシが疑問を抱くきっかけになれば」と話している。