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〇千葉県佐倉市八街市酒々井町消防組合の志津消防署(佐倉市)は18日、火災の早期発見と的確な初期消火で被害拡大を防いだとして、読売新聞販売店「YC中志津」の泉秀一さん(39)に感謝状を贈った。
同消防署などによると、泉さんは1月19日午後2時40分頃、千葉県佐倉市内でバイクで夕刊を配達中、戸建て住宅の庭でバーベキューの燃えかすから煙がくすぶっているのを発見。呼び鈴を鳴らしても応答がないため庭に入り、ホースで消火し119番した。
錦織一久署長は「現場は住宅密集地で放っておけば間違いなく延焼したケース」とし、「発見、消火、通報の三拍子そろったファインプレー」と泉さんをたたえた。泉さんは「庭に入るのに一瞬ちゅうちょしたが、とにかく早く消火しなければと思った」と話した。
同消防署によると、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「巣ごもり」で、自宅でのバーベキューなどがはやっているといい、「空気が乾燥しているこの季節、火はあっという間に広がる。後始末には注意してほしい」と呼びかけている。
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