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成功事例23
宮崎県

自転車「思いやりロック」効果 開始1か月、盗難被害激減

ロックされた自転車と駐輪場を見回る安全・安心パトロール隊員

自転車の盗難を減らそうと、無施錠の自転車に鍵をかける宮崎県警の「思いやりロック」作戦が始まり、8日で1か月が経過した。作戦が行われている指定駐輪場17か所の自転車盗難の被害件数(6月9日~8日)は、昨年同時期の38件から11件に激減。県警は「効果があった」としている。

思いやりロックは、自転車の盗難が多発している駅前の駐輪場などを対象に、県警に委託された「安全・安心パトロール隊」が、金属製のU字ロックで施錠。パトロール隊員か最寄りの交番に問い合わせると解錠する。

県警生活安全企画課によると、1か月間のロック数は900件に及んだ。6月初旬のスタート時に比べて、7月以降は無施錠の自転車数は減少傾向にあり、同課は「作戦を通して、施錠の徹底が少しずつ浸透している」とみている。

被害に遭った11件のうち、7件は無施錠で、鍵のかかっていない自転車が盗まれやすい傾向を裏付ける結果となった。

安全・安心パトロール隊員は、各駐輪場に2人程度常駐。施錠や解錠のほか、駐輪場内を見回って、自転車の整理整頓や清掃なども行っている。同課は「駐輪場がきれいになることで、非行や犯罪が起こりにくくなる効果もある」として、今後も継続する方針という。

しかし、宮崎県内全域の同時期の自転車盗難被害は175件で、昨年の195件と比べて20件の減少にとどまった。思いやりロック作戦を行っている駐輪場での被害の減少は顕著だが、他の駐輪場への波及効果は見られない。こうした状況に同課は「盗まれてから悔やんでも遅い。施錠をすれば、かなりの盗難が防げる。自転車盗難ゼロを目指して、引き続き施錠の必要性を呼びかけていきたい」と話している。

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