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成功事例17
島根県

島大カード 学生育てる ボランティア→ポイントで買い物

ボランティアと勉学を両立させたい学生に人気のビビットカード(左)とビビットチケット(島根大で)

地域の防犯運動や祭りの手伝いなど、正課外のボランティア活動に取り組めば、学内で文具や書籍を購入できるポイントがたまる、島根大(松江市西川津町)のICカード「ビビットカード」が、注目を集めている。2年前のカード導入後、学生の社会参加を促すとともに、地域の活性化に一役買っているからだ。ユニークな制度について、島根大は「ボランティアを始めたいと思っている学生を後押しできれば」としている。

勉学だけでなく、学内外の活動に加わることで、学生にチャレンジ精神やコミュニケーション能力などを養ってもらおうと導入。2008年度から、新入生全員に配られている。

人命救助(1回1000ポイント)、地域行事の支援(1時間25ポイント)、サークル活動(1年間50ポイント)など、分野ごとに決められたポイントがカードに加算され、たまれば、1ポイント1円換算で「ビビットチケット」に交換され、学内で文具や書籍を購入できる。また、3年までに一定以上のポイントを集め、同時に成績も優秀な学生は、各学部2人を上限に、4年時の後期の授業料が免除される特典もある。

学生は学内の掲示板に張り出されるボランティア募集のチラシや、同大のホームページの情報を手がかりにボランティアに参加。これまでに、キャンパス内の落ち葉拾いや松江市の成人式の手伝いなどのほか、同大周辺地区の自主防犯組織の一員として夜間パトロールにも参加。子どもたちがみこしを担いで練り歩く地域行事の運営を支えた学生が、住民から「にぎわいが生まれ、地域に一体感が高まった」と感謝されたこともあったという。

島根大は「勉学以外にも様々な活動を通じて地域と接点を持つことで、卒業後も社会に溶け込みやすくなるのでは」と期待。数年後には、卒業生や、卒業生の就職先などにアンケートを実施して、正課外の取り組みがどのように役立ったかなど検証するという。

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