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成功事例15
石川県

青パト活躍 399台、住民自ら防犯パトロール 声掛け事案など抑制

青パトに乗り、パトロールに向かう平さん(10日午後3時15分、金沢市木越で)

青い回転灯をつけて、住民らが地域の防犯パトロールを行う通称「青パト」が、石川県内で町を走り始めて今年で5年目になる。3月末現在で、県内では399台の青パトが子どもたちの登下校の見守りを中心に活躍中。「青パトを走らせてからは、子どもへの声掛け事案がゼロ」という地域もあり、防犯効果も上昇中だ。

青色の回転灯は、防犯協会や地域のボランティアが、県警本部長から交付される証明書と陸運局の許可を得て装着することができる。県内では2004年12月から走り始めた。地域住民の防犯意識の向上もあり、現在も増加し続けているという。

毎日午後3時、金沢市木越の住宅街に、青い回転灯を回したワゴン車が現れる。運転しているのは、同市立大浦小学校スクールサポート隊の平寿彦隊長(62)だ。児童らの下校時間に合わせて毎日約1時間をかけ、通学路を中心にゆっくりと巡回している。

夜間のパトロールでは、夜道を歩く中学生などを見かけると青いランプを回したまま車を止め、子どもたちを見守る。青いランプは遠くからもよく目立つ。

平さんが、青パトの運行を始めたのは5年前。電器店経営の傍ら、スクールサポート隊を結成して登下校の見守り活動をしてきたが、「青いランプを点灯させることで効果が高まる」と青パトを走らせ始めた。以来、同小校下で子どもに対する声掛け事案は発生していないといい、「これひとつで何十人分の威力」と話す。

石川県警生活安全企画課によると、活動の担い手の中心は60歳代の男性ボランティアが多く、数千円程度の回転灯の購入費も自腹。多くは退職した人たちだが、中には本業を持ちながら防犯活動を続ける熱心な人もいるという。

同課は「治安維持のためには、住民の協力がとても大きい。パトロールは犯罪を行おうとする者に対する大きな警告になり、青パトがさらに増えてほしいと考えている」と、その効果に期待をかけている。

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