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成功事例12
茨城県

ガソリンスタンドにおいで 困った時の『かけこみ110番』

茨城県内にあるガソリンスタンドで組織する茨城県石油業協同組合(宇田川雅明理事長)は、県内に約1400店のガソリンスタンド(以下SS)を持つ。

その店舗は、子ども、お年寄り、女性など社会的弱者を犯罪から守るため「かけこみ110番」緊急避難連絡所の役割を果たしている。同協同組合の渡邉定副理事長にお話を伺った。同協同組合は、1999年に茨城県警、県教育庁義務教育課、県社会福祉協議会など外部委員5名と、組合委員5名の計10名による「社会貢献対策事業推進特別委員会」を結成した。

当時、全国石油業協同組合連合会の関正夫会長が、地域に密着した社会貢献活動をとの呼びかけに応えたものだ。

渡邉副理事長は、「少子高齢化のこの時代に、子どもが困った時に受け入れる「かけこみ110番」は、社会貢献を目指す我々にとっても意義は大きい」と熱心に語る。活動の内容は多岐に渡っている。

初年度は「かけこみ110番」のポスターを作成して県内の全SSや学校などに配布してPRに努める一方、全SSに緊急避難所の役割などを記した対応マニュアルを配布して万一に備えた。

次年度(2000年)にはのぼりを作成して全SSに掲示してPRするとともに、小学校へのチラシ配布、ラジオCM、新聞広告掲載などPR活動を積極的に展開した。02年には、県内580の小学校の全自動に下敷きを配布した。下敷きには、「知らない人には絶対についていきません」「だれとどこで遊ぶのか家の人に話します」など5つの約束が表示されていて、子どもたちに注意喚起を促している。この年に県内16校の小学校に組合員が警察官と一緒に訪問して、かけこみ110番の周囲徹底を図り、「困ったことがあったら駆け込んで!」と子どもたちに呼びかけている。

【写真上は茨城県内全SSに掲げている「かけこみ110番」ののぼり】

このほかにも、

  1. ラッピングバス(路線バス車体に広告を掲示・03年~05年)で子どもの安全を呼びかけ
  2. 県内新小学1年生に「連絡帳ケース」を配布(05年)、翌年からはクリアファイルを配布
  3. 普通救命講習会に参加(07年)
  4. かけこみ110番に関するアンケート調査の実施(01年~)などを展開している。

「かけこみ110番」の説明に熱心に話を聞く児童たち

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