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成功事例2
埼玉県嵐山町

嵐山町防犯ボランティア会

廃止された駐在所を拠点に、地域に目を光らせるボランティアたち(嵐山町菅谷で)

東武東上線「武蔵嵐山駅」で下車し、南口から歩いて5分ほど。信号機のある交差点で、年配の男性2人がブルーの停止灯を手に、下校する小学生たちの交通整理をしていた。緑のジャンパーの背中には「防犯パトロール」の文字。

2人は「嵐山町防犯ボランティア会」のメンバー。嵐山町菅谷にある嵐山パトロールセンターを拠点とする住民組織で、メンバーたちは町の安全のため、休日以外は毎日、防犯パトロールや交通整理を続けている。

嵐山パトロールセンターは、もともとは地元・小川警察署の駐在所だった。2005年3月、駐在所は廃止されたが、建物は改修されて地域住民の"防犯の砦"に生まれ変わった。

センターがオープンしたのは、06年5月。菅谷第八区長の山下義明さんがセンターの責任者を引き受け、地元各地区の区長らが中心となって運営している。山下会長は、小川署の地域防犯推進委員もつとめる。

ボランティア会のメンバーは約200人。年間計画を立て、地元9地区が交代で毎日午後2時から5時まで活動を行う。センター近くの菅谷小学校から帰宅する子どもたちの安全を守るのが一番の仕事だ。また、午後8時から10時ころまでの間も、帰宅する若い女性のため、嵐山町役場と連携して駅周辺や住宅街のパトロールをしている。

午後3時過ぎ、防災無線のスピーカーから、女性の声が流れてきた。「こちらは防災嵐山です。小学生・中学生のみなさん、寄り道をしないで、遅くならないように帰りましょう。知らない人にはついていかないようにしましょう……」。この呼びかけは、子どもを狙った凶悪犯罪が全国各地で続発しているのを受けて、ボランティア会が町役場に働きかけて始まった。

センターの稼動で、地元での犯罪発生は目に見えて減ったという。山下会長は、「防犯の拠点ができて、住民の情報交換が活発になり、動いてくれる人も増えた。これからも活動の輪を広げ、いつまでも安心して暮らせる町にしたい」と話していた。

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