みんなで守ろう!地域の安全

文字サイズ:

ぼうはん日本

全国読売防犯協力会
〒100-8055 東京都千代田区大手町1-7-1
TEL.03-3216-9024 FAX.03-3216-7113

ツバメが取り持つ地域の絆

2011年06月
読売防犯協力会 参与 鍋倉光昭

我が家の車庫に今年もツバメが巣を作り、数羽のひなを育てています。
ツバメが巣を作り始めてから今年で6年目です。
昨年のツバメは、前年の巣の周りを補修してひなを育てました。
今年のツバメは、昨年の巣を補修することなくそのまま入りました。
ツバメの世界もいろいろで、人間と共通するところがあるのではと思ってしまいます。

私の実家(鹿児島)では、ツバメが部屋の中に入って来て床柱に巣を作りひなを育てていました。
また、父親からは、ツバメは、農作物の害虫を食べてくれる益鳥として大切にされてきた鳥で、家にツバメが巣を作ることは大変名誉なことで、家族が繁栄し、商売が繁盛すると聞かされていました。

昨年、私の無用心で、我が家のツバメのひなが、近所の猫に食べられそうになりました。猫は車の屋根から巣に飛び掛かったのですが届かず、ひなはあやうく難を逃れました。今年は、妻がこの経験を生かし、早くから、車を息子の家に預け、ツバメが安心して安全に子育てができるように気を使っています。

車を移動したおかげで近所の人たちや、子供たちも、ツバメのひなを一目見ようと車庫まで入って、立ち止まっては、巣をのぞいています。
そんな中、親ツバメはせっせとひなに餌を運んで来て、そのたびにひなは、白いくちばしを大きく開けて、餌をもらっています。まるで人間の母親が、子供にご飯を食べさせている姿と同じで思わず笑みがこぼれます。

ツバメが巣を作ってくれたおかげで、大人たちの子供たちに対する関心や、隣近所の絆が強くなったように思われます。身近な生き物を大切にして、安全で安心な社会を実現できるというのはすばらしことだと思います。
今はツバメが無事に巣立つのをひたすら願うばかりです。

ツバメに関する言い伝え

  • ツバメが巣を作る家は、縁起がいい。
  • ツバメは、火事を出す家には巣を作らない。
  • ツバメが、低く飛ぶと雨。
  • ツバメが、高く飛ぶと晴。

など、さまざまな内容があります。

戻る