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美しい海に囲まれた島を守る交番

2016年09月取材

長崎県西海市

長崎市内から国道202号線を北に約50Km、車で約1時間強の道のりを行くと西海市に入ります。みどり豊かな樹林と碧い海が相まった手つかずの自然が迎え入れてくれます。佐世保市と西海市を結ぶ西海パールラインにある「西海橋」下の海は、“鳴門のうず潮”と同様に、“西海橋のうず潮”と呼ばれ、佐世保湾から大村湾に潮流が渦を巻いています。余談ですが60歳以上の方ならご存知だと思いますが、内山田洋とクールファイブが歌った「西海ブルース」は当地です。

 

西海警察署

西海市を管轄するのは長崎県警西海警察署。大瀬戸町、西海町、西彼町、大島町、崎戸町(江島・平島除く)の5町を管轄します。12,185世帯で約28,400人が暮らしています。

警察署職員は署長以下49名です。交番が1箇所、駐在所が8箇所あります。

西海警察署の全景(ホームページから)

西海橋

立番する加藤さん(左)と石田さん(右)

 

 

 大崎交番

今回は唯一の交番である大崎交番を訪ねました。管内は、大島町と崎戸町からなり、併せて約3,800世帯、人口約6,880人の島を担当しています。

 

                                    

交番の管内状況

訪問した当日は、今年採用された交番相談員の加藤慶三さん(61)と、こちらもこの春着任された石田太佳信巡査長(31)の二人が在所されていました。加藤さんは地元崎戸町の出身で、いままで長崎県警警察官として勤め、今春定年退職した後、交番相談員として勤務しています。石田巡査長は五島市出身勤続11年目で、前任は佐世保警察署刑事課に勤務していました。

お二人に話を聞きました。

同交番は通常、警察官が3交代で勤務し、1人が24時間勤務となります。交番相談員の加藤さんは毎日勤で、朝から夕方の時間帯で勤務しているそうです。

明治末期時代から炭鉱が盛んで人口・世帯とも多かったそうで、最盛期当時は崎戸町だけで約25,000人が居住していたそうです。昭和45年の閉山とともに居住者も島を離れ、現在の人口となったそうです。

管内は、空き巣や振り込め詐欺等の刑法犯はめったに発生せず、交通事故が時々発生するくらいで比較的平穏な町という印象でした。地域の住民は協力的で良き理解者だということです。

 管内には、主要産業として大島町に大島造船所と崎戸町に製塩業の会社があります。

大島造船所

製塩業のダイヤソルト

 

長崎西海トライアスロン

今年のポスターから

 

風光明媚な大島町で開催されるトライアスロン大会は、1993年から始まり今年で24回を数えます。毎年、夏に開催され多くの参加者と見物客が島を訪れます。この日ばかりは普段と違って、交通規制対策などで、署長以下全署員が早朝からこの大会に従事することとなります。警察署・大崎交番にとりましても一大イベントです。

 

 

 

住民のために

石田巡査長は、「島に住んでいる関係もありますが、住民の方々の意見や思いを汲み取って、期待に応えられる警察活動をしていきたい。」と抱負を語っています。また、休日は「妻と一緒にウォーキングやランニングを楽しんでいます」と愛妻ぶりを披露してくれました。

今回の取材ではお会いできなかったのですが、他の交番員の杉本大輔巡査部長(41)は中学時代からトランペットを習いはじめ、地元の中学校の吹奏楽部でトランペットの指導をしている“音楽家”でもあるそうです。

 

 

 

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