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ぼうはん日本

全国読売防犯協力会
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蔵の街を守る交番

2013年11月取材

万町交番は、派出所として明治30(1897)年に設置されたそうですから、その歴史はとても古く、長年の間、住民と地域を守る役割を果たしてきました。平成5(1993)年4月1日から万町交番という現在の名称になりました。

平成4(1992)年11月30日に、栃木市の歴史、地域の特色に配慮して改築されたのが、今の蔵造りの建物です。「蔵の街」として多くの観光客がやって来るようになった栃木市に相応しい建物に生まれ変わったというわけです。

万町交番の特徴は、入り口に「暖簾(のれん)」が掛かっていることです。「暖簾」を掛けるようになったのは、交番入り口が西向きに位置していることに起因 します。つまり、強い西日を避けるために暖簾が掛けられたというわけです。夏季は白色の、その他の季節には藍に染め抜かれた暖簾が風にあたって揺らめいて います【写真下】。

栃木市は江戸時代、巴波川(うずまがわ)の舟運の問屋町として、また例幣使街道の宿場町として、非常に繁栄していました。江戸時代後期、栃木の商人たちは 隆盛期を迎えました。舟が盛んに往来したであろう巴波川両岸に沿って建ち並ぶ白壁の土蔵や店蔵が、今も当時の風情を伝えてくれています【写真右】。

 

全国読売防犯防協力会取材班が万町交番を訪ねたとき、万町交番には中山巡査部長と交番相談員の方、それぞれ1名が勤務にあたっていました。取材班は中山巡査部長に管内状況について訊いてみました。

「管内住民とはパトロールをはじめ、様々な面において良好な協力関係にあります」と、自信に満ちた声が返ってきました。

治安上のことについても訊いてみました。

「残念ながら、年間を通じ、スーパーなどでの置き引き、駐車場での車上狙いなどが発生しています。また、ダンプカーや重機の盗難事件もあり、犯行は多様化し始めています」と、中山巡査部長の顔が少し険しい表情になりましたが、即座に続けました。

「これからも犯罪防止、抑止のために、地域住民の方と協力して安全・安心を守るために全力を尽くします」――。

皆さん、栃木市を訪れたときにはぜひ万町交番に気軽にお立ち寄りください。今日も観光客の方々が交番の前で写真を撮っています。「ハイっ! チーズ」、「1(いち)+(たす)1(いち)=(は)2(にぃー)」――。

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