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うめだ防犯パトロール隊

活動区域
東京都足立区
設立時期
2011年8月
メンバー数
33人
代表者名
長﨑 豊

犯罪の起きにくい社会づくりをめざして結成された「うめだ防犯パトロール隊」

防犯ボランティアの高齢化や固定化が大きな課題となっている中、40歳代以下の会社員や自営業者、公務員等の現役世代の参加促進と、安全で安心して暮せる街づくりを目的として、2011(平成23)年8月に警視庁生活安全部と地元西新井警察署のアドバイスを受け、東京・足立区梅田地区に「うめだ防犯パトロール隊」(長﨑豊代表)が創設されました。

「うめだ防犯パトロール隊」は、総員33名(男性29名・女性4名)で平均年齢は42歳。職業別には、自営業者4名、会社員25名、公務員1名、その他3名と青色パトロールカー2台で構成されています。

活動内容

活動は、通学時間帯の見守りとパトロール、毎週水曜日の夜間パトロールが主たる内容になります。公園内のパトロール時や路上パトロールでは、ゴミ拾いなども行っています。活動中は「うめだ防犯パトロール隊」と、背中に記された緑色の防犯ベストを必ず着用しているそうです。

朝の見守りに同行

筆者も、2013年1月9日の朝の防犯活動に同行しました。

当日は、足立区立梅島第二小学校(中田眞由美校長)に通学する児童らの見守りのため、5人のメンバーが参加しました。午前7時45分に青色パトロール車が配備されている防犯パトロール隊駐車場に集合し、そこから同小学校へと向かいました。児童らが通学する小学校には3つの校門があります。それぞれ道幅が狭いのですが、車の往来が多く、事故被害を防ぐため、メンバーは分かれて持ち場の交差点に立って、児童らを誘導しました。

同隊長の山岸信人さんは、「入った当初は児童らに声をかけても返事が戻って来なかったんです」とおっしゃっていましたが、今では声を掛ければ「おはよう」と元気な声が返って来るようになったそうです。

山岸さんのご子息も、同小学校の1年生として元気に通学しているそうです。

児童らが登校し終えた午前8時20分頃、各メンバーは見守り対象の小学校に集合し、朝の活動の終了を確認します。筆者も終礼に参加。校庭にいらした中田校長に話を聞いてみました。

「登校時に児童らを見守っていただきとてもありがたいのです。PTAのお母さん方も見守りをしていただいていますが、男性が立ってくれていると安心感が増し、不審者への抑止力につながります。交通安全の指導やあいさつの指導もしていただき、助かります」と笑顔で話していました。

夜間パトロールに同行

午後8時――。

パトロール隊の集合場所である足立区梅田3丁目にある代表者の会社事務所前に、赤色懐中電灯とゴミ袋を片手にした隊員14人と青色パトロールカー1台が集まりました。

集合した隊員に、長﨑代表がパトロール地区(梅田・関原地区)の犯罪発生状況を伝達し、「不審者を見かけたら110番する」よう指示を出した後、3~4人を1組とし、パトロール地区を4つに分けて活動を開始しました。

長﨑代表は、「パトロール中に、道路上や公園のゴミも拾います。行き会う人には積極的に『こんばんは』と声をかけるようにしています。また、自転車の無灯火や2人乗りなどマナーの悪い人には、『気をつけてください』と声をかけ、注意を喚起しています」と常日頃の心がけについて話しました。また、最近ではパトロール中、街の人から、『ご苦労さま』と声をかけられることもあり、「自分たちの見守り活動とパトロールが地域に浸透してきていることが実感できてうれしい」「若い世代の人が、自分たちの街は自分で守るという意識を持って防犯活動に取り組んでもらえれば、大きな力となり、地域の人とのコミュニケーションがとれ絆が深まると思います」と顔をほころばせながら、きりっとした目をしました。

感謝状が贈られました

このような「うめだ防犯パトロール隊」の地道ながらも懸命な取り組みに対し、2012(平成24) 年6月には警視庁西新井警察署長と西新井防犯協会長から連名の感謝状が贈られました。

長﨑代表は、「防犯活動は、地域住民と警察、区役所などの行政が一体となって取り組むことが大切なんです」と力強く語っていました。

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