アンケート・調査結果
◆空き巣 官民で防げ 県民アンケート「最も不安」 県警、取り組み強化 岡山(11年01月)
○岡山県民が被害に遭う恐れが高いと感じている犯罪のトップは、空き巣と忍び込みだということが、岡山県警生活安全企画課のアンケートでわかった。県内では空き巣と忍び込みなどを含む「侵入盗」は減少傾向にあるものの、県民の不安解消にはつながっていないことから、県警は今年からさらなる抑止に向けた取り組みを開始。行政機関や防犯協会、地域住民らと連携して、地域での防犯マップの作成や講習会を開催するなどし、官民挙げての活動を展開する。
アンケートは2010年7月、18歳以上の男女1000人に実施。複数回答で、過半数の人が被害に遭う恐れが高い犯罪として「空き巣・忍び込み」を挙げ、振り込め詐欺や殺人、強盗などの凶悪犯罪よりも多かったという。
県警生活安全企画課によると、同年に発生した住宅や事業所などに入って物品を盗む侵入盗は1739件(前年比450件減)。8年連続で減少しており、同課は「地域での青パトによる巡回や、声かけの成果が出ているのでは」と分析している。
侵入盗のうち、空き巣と忍び込み(計828件)の被害状況を分析したところ、無施錠だった場合が395件と全体の48%を占め、続いてガラス破りが293件(35%)だった。県防犯設備業防犯協力会の小野真司事務局長は「侵入盗の犯人は、侵入に5分以上かかるのを嫌がるので、まず無施錠の場所を探す」と指摘、「補助錠や面格子で窓ガラスの防犯性能を高めることも効果的」としている。
(2011年1月19日 本紙朝刊から抜粋)