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栃木県

長年の防犯活動に感謝状 佐野日大高「伝統にしていきたい」

2017年10月04日

☆2017年10月4日付/読売新聞朝刊13版・栃木2☆

○栃木県佐野市内の高校の生徒たちが、地域防犯活動に自主的に取り組んでいる。栃木県警は3日、活動が10年以上に及び、他校に広がるきっかけとなった佐野日大高校に感謝状を贈った。全国的に防犯ボランティアの高齢化が進む中、高校生が活動に携わるのは珍しいといい、感謝状を受け取った生徒会長の杉沢亮祐さん(3年)は「自分たちの力で地域を守ることにやりがいを感じている。伝統にしていきたい」と話した。

佐野日大高校などによると、同校では2005年に今市市(現・日光市)の小学1年女児が殺害された事件をきっかけに、それまでも防犯活動を行っていた野球部にサッカー部と陸上部も加わって、近くの市立石塚小学校の通学路での児童の登校を見守る「見守り活動」が始まった。その後、他の運動部も参加するようになり、14年には、佐野日大中等教育学校、佐野、佐野東、佐野松桜、青藍泰斗、佐野清澄の6校にも活動の輪が広がった。

これら7校では同年、さらに、生徒自身が登下校時に自宅と学校間の公園や駅を見回り、不審な人物や車を発見したり、事件や事故を目撃したりした場合に、警察などに通報する「見周り活動」も開始した。現在、同活動に参加する生徒は、7校で計1582人に上る。

生徒たちは、活動をする上での注意点や佐野署の電話番号などが書かれた「活動員証」を日頃から携帯しており、通報により痴漢などの事件が解決した例もあるという。

この日、佐野日大高校で行われた贈呈式で、県警の福原泉生活安全部長は「若い人の力を高く評価したい。こうした取り組みが県内全域に広がってほしい」と述べた。

 

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